貴方が月なら私は…




プロローグ 綺麗な白になれる日を信じて


いまだに消えない、重い罪。

どんなに罰を受けても消えない罪。

私が死んでも消えない罪。

今思えばどうしてこうなっちゃったのだろう…?


?仕方ないじゃない…
毒なんて…作ってるつもり…なかったもの…?



こんなのはただの言い訳。

罪から逃げようとしている、言い訳。

今はまだ黒く、穢れているけれど、

いつか、罪を償ってやり直せる日が来るのならば、


私はその日を信じて待つわ……


その日が来たら、きっと私も彼女みたいに……



綺麗になれるかもしれないから…

己惚れてるかしら……?

それでもいいわ……

希望をもって進んでいくって決めたから……

私は彼が好き……

でも彼は穢れのない彼女が好き。

そんな光景を見ているのが辛いけど……

彼と約束してしまったもの………



もう……絶対逃げないって…………!!






〜第一章へ続く〜


管理人より…というか叫び?

美奈さんからいただいた素敵小説のプロローグですvv
連載ものですよ!連載もの!!!もう、凄い嬉しいですっっっvvv(←長編好き女)
私の駄作小説、「月明かり…」を元にして、哀ちゃんバージョンで書いてくれたようでvv
嬉しくて嬉しくて……今とっても舞い上がっております!!
本当は全部貰い受けてあるのですが、折角の連載小説……
続きを楽しみにするのも連載のいい所なので、一章ずつ飾っていこうかと思いまして……
今回はプロローグと第一章を。
哀ちゃんの気持ちがとってもよく書かれた素敵なお話です。
どうぞ、最後までお楽しみ下さいませvv

H16.8.6 管理人@朧月