☆イラスト☆ |
☆コメント☆ |
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電話番号が分かっても、電話した時殆ど留守電じゃ意味なんてない。
受話器越しに感情のない機械の声が聞こえてくるたび、胸を氷のナイフで刺されたみたいになるんだよ?
でも、凄く寂しくて、会いたくて。
恋人でもないのに、声が聞きたくて電話したなんて言えないし。
やっと聞けるあなたの声は、いつもいつも電話越し。
「じゃあな、蘭!」
「あっ、待って……新一!」
「あん?」
「あ、ううん、何でもない」
つむげる言葉を持たない私は、勇気を出して引きとめようとしても、あなたの冷めた声に二言目を出す事も出来ない。
会話を終えて電話を切って、途端に訪れる静けさに、思わず胸が締め付けられる。
悲しくて、寂しくて、刹那くて。
どこで何をしているの? ねえ、いつ会える?
そんな問いを込めて携帯電話を見つめながら、悲しく微笑んだ。
「早く帰って来なさいよ、馬鹿」
この声が届いているなら、あなたはきっと、帰ってくるよね。
せつない絵が描きたかった(^^)蘭ちゃん独白
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あの大馬鹿推理乃介……覚悟してなさいよ!
※多分、ブログにログイン出来なくて腹いせに描いたんじゃないかと
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コ「灰原、オメー……ホントはさ」
哀「……え?」
会話の前後は想像にお任せ
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隣で、白い息を吐く様子が見える。
少し凍えたように見える指先にかかる白息と、マフラーに少し乱されている茶色の柔らかな髪が色っぽい。
隣に気をとられて、ドキドキ胸が熱くなる。
「……何? 円谷君」
「は、灰原さん、その、あの……」
綺麗ですね、というと、彼女は目を大きく見開いた。
けれど、少しだけ考えた彼女はふっと微笑みを浮かべ、答えた。
「……そうね、綺麗な、雪だわ」
「え? 雪!?」
「ええ。雪の話でしょ?」
「え、ええ、まぁ。そうですね! き、綺麗な雪です!」
焦って答えた言葉が、折角勇気を出して言った言葉と全く別物になってしまった事に少しだけ寂しさを感じる。
それでもやはり、再び同じように色っぽい仕草を見せる彼女に、またドキドキ淡い恋心を膨らませられた。
絵描いてる時は、雪が降ってる設定はなかったかも。一つ前の哀ちゃんから続く、テレビの合間の10分弱の戯れ絵シリーズその二、光彦。↓のコナンまで全部同一日です。
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「そういえばねぇ、歩美……CD持ってきたんだけど、いい曲だよ」
「へぇ、珍しいね」
「うん、CD屋さんでね、聞こえて来た歌が気に入ってたら、お母さんが買ってくれたの。博士の家で聞けないかなぁ?」
「いいわよ、私も聞いてみたいわ」
そんな雑談をしながら、五人は博士の家へと向かって行った。
戯れその3、歩美。持っているのがCDのつもりだったかは定かではないです^^;
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「元太君、また何か食べてるのー?」
「え、でもうめーぞコレ! 歩美も皆も、どーだ?」
「遠慮しておきますよ、元太君のように太りたくないですから」
何食ってんだろ?(笑) に、肉まんでどう?
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「ハハハ……おいおい」
↑な元太にすっかり呆れ顔。ジト目コニャは上手く描けません><
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「蘭……ホラ、んな寒そうな格好してんじゃねーよ」
「きゃっ」
後ろからかけられたマフラーに、驚き振り向いた。
余裕満面で微笑む彼があまりにカッコよくて、思わず言葉に詰まる。
「……あ、ありがと」
「ああ」
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「まぁ、風邪でも引いたら、オレが看病してやっけどな」
「もーっ、それはこっちの台詞。新一だってよく風邪引くじゃない。別に体弱くないクセに、変なところで無茶して意地張ってるから」
「バーロ。オレはいいんだよ」
「何がいいのよ」
いつも通り、少し痴話げんか調になる二人に、後ろからやって来た園子が声をかけた。
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「らーん、新一君、また夫婦喧嘩ぁ〜?」
突然背中を叩かれた二人は、驚き後ろを振り向いた。
蘭はただ目を丸くして、新一は呆れた眼で。
「園子っ」
「おめーなぁ……」
「あはは、こんな所でラブラブしてたら、嫌でも目についちゃってねーえ」
にぃ〜と、からかうように笑う園子。
「誰がラブラブだっての!」
「もーっ、園子! 私と新一は、ただの幼馴染だって!」
「はいはい。新一君と蘭は、風邪を引いたら、一つ屋根の下で体を寄せ合うとーっても仲いい幼馴染だものねぇ?」
意味深な笑みを零す園子に、新一と蘭は顔を並べて赤面した。
「ばっ、バーロ! 何考えてんだ!」
「は、発想がいやらしいのよ、園子は!」
「あーら、仲いい幼馴染で何を連想したの? らーんは」
「な、ななな、何も想像してないわよっ! も〜っ、ばかばかばかっ」
「園子、オレ達をからかうのもその辺にしとけよ?」
顔を引きつらせながらも、新一は悪態をついて見せた。
新蘭園、大好きですっ(笑)
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