☆絵日記過去ログその6☆

 
*プチ小話なんぞも添えて・・・(笑)

 

☆イラスト☆

☆コメント☆

 きっかけは、そう。些細な事だった。

「あん? 野球大会だ〜?」
「せや! 参加者自由、飛び入り参加OKの大会や。 明日こっちであるんやで。今日の夜から泊まりに来るんやろ。 折角やから出てみんか?」
「悪いけど、パス。興味ねー」

 野球なんて、興味はなかったのに。
 偶然、蘭にも言ってしまったその話によって、絶対みたいとお願いされてしまって、そしてこうなったのだ。

「ピッチャー? ピッチャーやれってのか、オレに!」
「そうみたいやな。もう配役決まってしもて。 あとピッチャーとキャッチャーしか残ってへんねん」
「……じゃあ、キャッチャーでいいよ。コントロールだって自信ねーし」
「けどな、オレ今日筋肉痛で肩の調子悪いんや。 そんな何球も力投しとったら腕上がらなるやろ」
「知ってるかよ! そんなのお前の都合だろがっ!」
「まぁ、ええやんけ」

 無理矢理言いくるめられて、溜め息と共に引き受ける。

「おい! これでいいのか?」
「あ? ああ、ええんやないか?」
「行くぞ! ちゃんと捕れよ!」



***
駒澤大苫小牧高校が甲子園優勝した時に、 2連覇なんて凄い〜vと勢いに乗って描いた新ちゃん。
野球のユニフォームなんてわからなかったから、何とか気力で(笑)
でも、ちょっと不自然なのは許してv

 この待ち受けはオレのもの……
園子の奴、いつも碌でもねぇことしかやらないくせに、 たまには役に立つじゃねぇか……蘭の……

携帯を見つめて、幸せに浸る。
一生の、宝物だ……ふっと、笑みが零れた。

「工藤君、ところであなた、本当に解けないの?」
「わっ、びっくりさせんなよ!……うっせーな!」

くす…

「夏バテと色ボケが重なったって所かしら?」
「……あん?」
「知ってるのよ、私」

 深刻そうに瞳を瞑り、すすすっと身体を寄せる灰原。
 不思議に思って、そっと耳を近づけた。

「彼女のヌード、携帯の待ち受けにしてるそうじゃない?」

………!!!
な、何でそれをっ!!?
―っていうか、ヌードじゃねえ!!
………まだ待ち受けでも、ねぇ………

「ばっ……何言ってっ! 何でおめーがそんなこと知ってんだよ!!」
「もちろん、聞いたのよ。あの子達に、凄い剣幕で教えられたわ」
「だ、だからあれはっ!」
「この期に及んで、彼女じゃないなんて言い訳しないでね。 でも、円谷君じゃないけど、ある意味犯罪ね。 こんな小学一年生が携帯の待ち受けに異性のヌード……」
「だから! ヌードじゃねぇって!!」
「まぁ、私には関係ないけど? でも、工藤君?  暗号が解けないのその所為にしても、 解けない事実に変わりはないんだからね」

 くすくすっと笑うあいつに、敗北感でいっぱいになった、ある、暑い暑い夏の日……


原作で見て、ずっと思ってた事。アニメで見て、更に思いました。
絶対、新一は園子に感謝したでしょうっ!(笑)
哀ちゃんが消したと言う事は、哀ちゃんの目にもばっちり写ったと言う事で。
どんな顔しながら(というか何思いながら)消したんだろう、哀ちゃん…(笑)

 強くてかっこいい……その姿に、思わず心奪われる。
 侍みたいだけど、でも、初めて私の事大切にしてくれた。
 私を、守ってくれた……
 真さん、大好き。


京園、大好きvv 滅多にないから、感情移入度は薄いけど、でも、京極さん出てくる話凄い好きだし……
いつもは軽い園子ちゃんが、可愛くなるところも好きvv
頑張って、幸せになってくれるといいなv
塗り絵の線画でも、この園子ちゃん使えます。

「何でやの……っ」

 何で、いつもそうなってしまうの。哀しい……っ


描いてた時、目が痛かったのです。
そのまま描いてたら、いつも勝手にあがってくれるテンションが最後まで上がらなくて。
コメントも絵も哀しくて暗くなってしまったのです^^;
常日頃のテンションがあんなものなのですわ、私。
コメントつけてたとき、暗かったわけじゃないですもん。思い出しても。

哀「え……っ?」

振り向いた先に居た彼のその表情に、顔が熱くなった。

歩「哀ちゃんっ! ねぇ、これなんかどう?」
哀「そうね……これは? 可愛いと思うけど」
歩「あ、本当だ。それも可愛い……ん〜っ、でも……」
哀「分った。そっちね。いいわよ、可愛いんじゃないかしら」
歩「うんっ! またおそろいが増えたね、哀ちゃん!」
哀「ええ、そうね。じゃあ、先にレジいいわよ」
歩「うん、ありがとう!」

学校帰りの……部活で少し遅くなる彼女に呼び出されて、一緒に骨董屋巡り。
昔は想像もしていなかったけれど。
こんな平和な、十年後。

「いらっしゃいませいらっしゃいませ! 当店自慢の新蘭人形だよ!!」
「なんと新蘭セットで400円。買わなきゃ損だよ〜!
あぁっ、ちょっとそこのお姉さん。どう!? もう後在庫僅かだよ!」

「そ〜の〜こ〜?」
「あ、あれ? 蘭っ?」
「おい、おめー何やってんだよ?」
「し、新一君もっ!?」
「新蘭人形、ねぇ。誰の許可とって売ってんだ? てめ〜」


久々登場のコナンキャラ人形。
今回は、新蘭人形です^^どうです!? そこのあなたもお一つ!(笑)

博「いいのぉ、これは……ほのぼのしておって」
哀「博士……? 何見てるの?」
博「おぉっ! 哀君か。わしらの人形じゃよ!」
哀「……誰よ? こんなの作った人」
博「決まっておるだろう。わしじゃよ!」

哀「…………え"?」
博「哀君?何固まってるんじゃ? 哀君?」
哀「……住む家、間違えたかしら<ぶつぶつ……」


博「まさか本気にしてるのか? 冗談に決まっておるだろう!」
哀「どうかしら」

その日から哀が何やらよそよそしくなったと泣きつく博士に、
ただただ苦笑を零すしかないコナンであった。


これ、最初博士本物かと思われた。
違います! 「博士&哀ちゃん人形」です! 博士も人形です!!
本物だったら怖いって。等身大の哀ちゃん人形の肩を抱く博士っ!

歩「哀ちゃん、コナン君! 皆で鬼ごっこやろうよ!」
コ「おう。分かった、行くよ」
哀「私、パス」
歩「え〜っ!? 哀ちゃんも一緒に遊ぼうよ! 楽しいよ。鬼ごっこ!」
哀「……分かった。いいわよ」
歩「ホント? やった! じゃあ、校庭集合ね!」

 明るい声で話しかけてくる彼女に、いつも救われてばかりいる。
 だからせめて、彼女が一緒に遊びたいと言ってくれるならば。



絵日記で描いたときちびと言った歩美ちゃん。
でも、哀ちゃん視点での歩美ちゃんな感じが浮かんできたので、こっちでつけちゃいました^^

平「もう間違いないやろな、犯人はあの人や!」
新「ああ……これから推理行くぞ。」

 楽しくデパートで買い物の筈だった。勿論、服部と二人でではなく、蘭や和葉ちゃんも一緒に居て。
 その途中で殺人事件なんか起こるから、まったく折角の休日が台無しだ。


新「行くぞ、服部! さっさと事件解決し……」

言いかけた所で、ドン!と後ろから何かが衝突した。
とっさに前のめりになりながら、バランスを取り直す。

「ぱぱ! おかしたべたい! かって!!」

耳元に響くかわいい声に……

新「あ……いや。えっと。……後任せたぞ、服部」
平「は?」


 俺は、負けた。

新「で? 何が食いたいんだ?」
「えっとね、そふとくりーむ!」(←おかし?)

 ありえないほど蘭に似てしまった娘には、いつもいつもかなわない。