「なー灰原、おめーやけに懐かれてるみてーだけど……」
「あら。嫉妬?」
「ば…ばーろ! んなんじゃねーよ! そいつ、噛みついたりしねーか心配してんだよ」
「全然大丈夫よ。飼いならされてる虎だし、さっきからいい子にしてるじゃない」
「だからってなぁ……」

 ぐるるる……
 虎が喉を鳴らし、哀にすり寄ると、哀は虎を抱き上げた。
 自分を忘れるなとでも言いたげな虎を、彼女はぎゅっと抱きしめる。

「心配しないで……あなたのこと、大好きよ」

***
某お方に送ったコナン+哀年賀状デス♪