2008年、ホワイトデーv
 皆さんにとっての楽しい一日が待ち受けているといいですねv
 というわけで、無駄な愛の入った、またも漫画もどきをご用意いたしました。
 トップでも言いましたが、単行本60巻のネタバレを含みますので、ご覧になってない方は十分気をつけてご判断下さい。
 あくまで新蘭前提のコ蘭←瑛です。CPにもご注意下さいませ。

 

 

 

 

 

 

 というわけで、下にスクロールして、どうぞご覧あれv(縦に長いページで申し訳御座いません><)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『 ホワイトデーの災難 』

 

 

 





3月14日。本堂瑛祐が渡米を控えた頃だった。

朝から様子がおかしかった奴は、突然蘭の前にそれを出した。
奴のかばんから姿を見せたのは、青いプレゼント。
それが何か、という事ぐらい、探偵でなくても判る。

あ? オレがどう思ったかって?
んなもん、わざわざ説明しなくてもわかるだろ。

今すぐ……そう、すぐにでもコイツをどっかに消し去りたい気分だったよ。

けど、オレはとりあえず深く深呼吸をして。
湧き上がる嫉妬心を抑えつけながら、奴に歩み寄り手を伸ばした。






奴は振り向き、意味ありげに「でも」と付け加えた。

思わず、その態度には顔いっぱいの不快感がにじんだ。


だが・・・・・・。


オレは誰だ? 本来泣く子も黙る名探偵だろ。

凶悪な殺人犯にすごむ勢いで睨んでやってんのに、
奴の顔にはどこか、余裕の笑みが浮かんでやがる。


いっそ膝でも蹴飛ばしてやりたくなるが、いくらなんでもそれは出来ない。



「あんだよ、続きさっさと言いやがれ!」
「ああ、ごめん。でも……僕は、」







しゃがみこんで、奴がオレに告げた言葉。

ぶちっと何かが切れそうになったが、そうしたら男として奴に負けたって事だ。

怒りにも似た嫉妬心を、ただ歯を食いしばって奴を睨んで耐えるだけ。

奴の、その満面の笑みを……






……………。









「灰原ァっ!! 解毒剤よこせ。今。今すぐ!!」
「え、ちょっと。何なのよ工藤くん!」
「いいからっ。どうしても、何があっても元に戻んなきゃなんねー都合が出来たんだよ!」
「は、はぁっ!? そんな事言われても、渡せるわけないでしょ?」



「いいから!」
「あ、ちょっと……工藤君!!」

 

 

 

 











〜Fin〜




  CPを考える脳がまるで働かなくて、先日トップに使ってた瑛コ蘭のうけが結構よかったので、こうなった(笑)
  というか、私自身が好きなんです。新蘭に瑛祐絡めるの。もとい、コ蘭に瑛祐絡めるのって言った方がどんぴしゃかな?
 なんだかんだ、楽しんでいただけたのならばそれで満足ではありますが^^
 
 最後の新一は、強引に解毒剤を奪い取って参上(笑)
 ちなみに、蘭が瑛祐のプレゼントを受け取ったかどうかは、皆様のご想像にお任せします^^
 ていうか、好きなように解釈してもらえればそれでv